どこかの女子大生の備忘録

学生兼ライターです。大学の講義の感想などを記録していきまーす。

みんな役者なんだよ

誰かに読んでもらう文章を、お金を貰って書く文章を、書くのって地味に辛い。意識の高いライターさん達は「炎上がクセになる」らしいけど、PVが上がるにつれてメンタルがキツくなっていく私は、そんなに書くの好きじゃないんだろうなあ〜と思う。むしろ、初めて書いた記事が媒体のアクセスランキング1位になって、その後の連載も、まあまあ好評で、大炎上こそ経験したことは無いものの、ぼちぼち読者はいるんだし、これくらいが心地よいな、という気持ちがある。それでも、たまーに気が向いたときにPVは気になるもので、安定していると私のメンタルも安定する。自己顕示欲ではなくって、仕事だから全くPVが伸びないのは申し訳ないって気持ちが強い。先週の社会学概論の授業で、ゴフマンの何チャラみたいな話をしていた。たしか自己とは他者との関わりあいの中で〜的な話だった気がする。で、他者との関わりあいの中で自己を“演じる”の、演じるがキーワードになるゴフマンなんだけど、他者を読者に置き換えると、必ずしも書き手がありのままの自分を曝け出しているはずなどなく、“演じてる”わけなのだが、どうも、読者というのは断片的なものを全てだと思い込んでしまうらしい。「ヒトの人生」や「ありのままの他者」を一気に見れると考えている浅はかさに、毎度、驚かずにはいられないのだが、それが、マジョリティだとするならば、ちょっとだけウンザリしてしまう。大衆にウンザリするよりも、自分の〆切守れないクセと寝坊クセにウンザリするのが正しいのだろうけどね。